日々のこと

小野哲平 早川ユミトークイベント「暮らしが仕事。仕事は仕事。」

2019年7月31日

去る7月19日「土がある。布がある。それぞれの旅。」の関連イベントとして、小野哲平さん、早川ユミさんのお話を聞く会を開催しました。
作品や書籍などを通してお二人のことをご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、直接ご本人からものづくりのこと、生活のこと、仕事のことなどを聞く貴重な機会、ということで会場いっぱいの参加者にお越しいただきました。
IMG_7538のコピー.jpgお二人の間に入って司会としてご登壇いただいたのが、徳島県神山の農業の会社「Food Hub Project」を率いる真鍋太一さんです。運営している食堂「かま屋」では、哲平さんの大皿で料理が提供されています。
4年前、東京で開催された個展のお仕事をきっかけに、真鍋さんは哲平さんユミさんと交流を続けてこられました。IMG_7540のコピー.jpgまずは3人で「暮らしが仕事。仕事が仕事。」というテーマになった経緯について、お話くださいました。このテーマはもともと、柳宗悦や濱田庄司たちとともに民藝運動に関わった陶芸家・河井寛次郎の「暮らしが仕事  仕事が暮らし」をもとにしています。哲平さんのお父さまで画家の小野セツローさんが、この寛次郎の言葉を描いた版画を送られたのがきっかけでした。

IMG_7541のコピー.jpgユミさんはちくちく針仕事をしながら畑で野菜をつくったり、ごはんをつくったりと文字通り「暮らしが仕事 仕事が暮らし」の方です。一方、哲平さんは陶芸の仕事と毎日真剣にむかいあう日々のなかで、徐々に「仕事は仕事だろう」という気持ちになってきた、という経緯をお話しくださいました。
お二人の暮らしや仕事、作品、向き合ってきたヒトやモノ・・・。さまざまなエピソードを交え、時には哲平さんのするどい指摘や、ユミさんの反撃!など、真剣でたのしい時間となりました。IMG_7551のコピー.jpgIMG_7552のコピー.jpgそして今回は特別にFood Hub Projectが運営する「かまパン&ストア」から、哲平さんユミさんもお気に入りのパンが参加者にふるまわれました。パンは小野家の朝食担当の哲平さん流に、蒸し器で蒸してもちもちに!かまパン職人の笹川さん自らお客さま一人一人にサーブしてくださいました。IMG_7563のコピー.jpgそのあとの質疑応答では、さまざまな世代の参加者から、自分のしたいことにどう向きあうのか、経済的にどう折り合いをつけるのか、など現実的な投げかけもあり、さらに会場の熱気があがりました。
哲平さんユミさん、たくさんの貴重なお話しをありがとうございました。
お二人の間にたって、四苦八苦しながら、二人の引き出しを開けてくださった真鍋さんにも、心から感謝いたします。


小野哲平 早川ユミ二人展「土がある。布がある。それぞれの旅。」は8月6日(火)までの開催です。まだまだ素敵な作品がありますので、ぜひご来店ください。

あわせて同イベントを徳島県神山のFood Hub Project「かま屋」でも、8月4日(日)まで出張開催しておりますので、こちらにも足を運んでみてください。