日々のこと

讃岐かがり手まり保存会さんのアトリエへ

2018年1月25日

先日、讃岐かがり手まり保存会さんのアトリエへ行ってきました。

sanukikagaritemariatelier13.jpg兵庫町から、こちら西の丸町にアトリエを移転されて1年ほどになります。
扉をあけると、まず目に飛び込んできたのが、手まり作りに欠かせない草木染めの木綿糸。

sanukikagaritemariatelier6.jpg優しくて美しいグラデーション。おもわず見惚れてしまいます。
江戸時代、讃岐地方の名産だった讃岐三白(塩、砂糖、木綿)のひとつである木綿糸を使用することは、讃岐かがり手まりを作る上で大切なことです。庶民にとって最も身近な素材だった木綿糸が、ふっくらとした可愛らしい手まりの表情をつくりだします。


ふと横を見ると、すぐとなりで染色が行われておりました。
「!! そうめんみたい..」思わず発した私の言葉に、「干しているのを見た方がよくおっしゃいますね〜!」と笑顔の返答。その背景に干されている状態の木綿糸が。(確かに!)

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sanukikagaritemariatelier10.jpg大豆の成分で、木綿糸をフラットな状態にしてから色を入れて行くそうです。この日はその作業をされておりました。

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草木で染めることも手まりづくりの大切なこと。刈安、茜、藍など天然の染材料で糸に負担をかけない昔ながらのものを使用します。

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色とりどりの糸。これが全て自然のものから生まれた色と思うと、人と自然の交わりあい、奥深さをを感じました。

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籾殻を振るいにかける様子。
sanukikagaritemariatelier9.jpg外から見えない手まりの芯は、籾殻を薄紙で包んだもの。これに細かい木綿糸を紙が見えなくなるまで巻き、まんまるな土台をつくります。見えないところにも丁寧な仕事が隠されていました。


美しい完成手まりが、ディスプレイされていました。

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一つの手まりが完成するまでの、長い時間と、作り手の惜しみない手間と愛情を感じました。

来月、まちのシューレ手仕事ブースにて、「讃岐かがり手まりフェア」を開催いたします。
普段よりボリュームを増やして、展開いたします。
待ち遠しい春を、一足先に感じていただければと思います。桃のお節句にもぜひ。
久しぶりにワークショップも行う予定です!
詳細が決まりま次第お知らせいたしますので、どうぞお楽しみにしていてください。

讃岐かがり手まりHP
http://www.eiko-temari.jp/about.html